Firefox Quantum(Version 57)がリリースされVersion 49やVersion 56と比べて非常に高速で快適なブラウジングが可能になったのですが、私は結局もう少し成熟するまで待つことにして以前のバージョンに戻したという話。レガシーアドオンに対応した代替え向けブラウザもちょっと紹介。
Firefoxは強い味方
インターネット黎明期に活躍した「Netscape」の後継ブラウザである「Firefox」は、OS付きブラウザのサポートが終了したMacやWindowsでもブラウザ機能の延命に大変役に立つ優れたソフトウェアの一つです。私は、印刷関係の仕事をしていたため、過去取扱物との互換により機器環境を容易に最新に移行できなかったので、Appleのサポートが終了したMac環境下においてのブラウジング作業には欠かせないものでした。そんな経緯もあり、Windows環境下においても長年mozilla製品群の愛用者です。
Firefoxのメリットは、古いOSにも対応したバージョンがあり、多様なプラットフォームに対応していること、拡張アドオンが豊富にあり容易に機能を追加できること。これが私にとっては大きな魅力です。デメリットはメモリーを非常に多く使うため複数のタブやウィンドウでのブラウジングには動作が重くなること。ほかにも色々あるのですが話が長くなるので割愛します。
早いのだけれど使いにくいFirefox Quantum
先月あたりだったかな、自動アップデートでFirefox Quantum(Version 57)に。メジャーアップデートで大幅な仕様変更もあってアップデート後しばらくは快適に使用していました。しかし、普段より使用していたアドオンが全く使い物にならない状態。結局、不満に思いながら代用のアドオンを探すも満足できずで以前使用していたバージョンに戻す羽目に。
ノーマル仕様の状態では非常に軽快なブラウザだとは思います。しかし、今まで長い時間を掛けて成熟してきた拡張アドオンを切り捨ててしまったため、私のとっては現行のバージョンは使いにくい存在となってしまいました。とりあえず、自動アップデートを機能停止し、レガシーなブラウザをしばらくは使い続ける方針。
レガシーアドオンが動作可能な派生派ブラウザ
今後も古いFirefox拡張アドオンを動作させることのできるブラウザとして派生派の「Pale Moon」や「Waterfox」があるようです。脆弱性への対応ができつつ今までの利便性を確保できるのではあれば利用の価値は高いかもしれない。