近年のマイニング需要で品薄状態が続いていたグラフィックカード(主にミドルクラス)が中古市場に流れ始めました。マイニングで利益を得ようとした方が、「GeForce GTX 1050Ti」「GeForce GTX 1060」あたりを使ってマイニングを試したようですが、最近の仮想通貨の値下がりに短期的な収支バランスが取れず断念した模様です。そのため、現在新品と同等価格で取引されている「GeForce GTX 1050Ti」「GeForce GTX 1060」は、もう少し時間が経てば中古価格も低下するのではないかと思うので中古でもOKという方はこの機に購入を検討してもいいかもしれませんね。
中古なので新品のようにメーカー保証を受けることは原則できません。使用年数は流行から考えるとおおよそ3か月から1年前後、マイニングによる使用品なので24時間オーバークロックで利用されている可能性が高いですが、通常の使用には十分に実用できるものが大半だと思います。ミドルクラスのグラフィックカードでゲーミングPCを組んだりする方は今後の中古市場の動向をチェックしておくといいかもしれませんね。
マイニングを試してみたいという方は現状の仮想通貨の価格では終始バランスを崩しやすいので「GeForce GTX 1070」以上が必要だと思います。なお、「GeForce GTX 1070」以上は中古市場でも当面の間、品薄状態が続きそうです。マイニングを試してみたいという方は新品同様の価格で中古品を買うのであれば「Amazon.co.jp」などで新品を買って試して不要なら中古市場で売却するほうが安全だと思います。ヤフオクやメルカリなどの市場で中古の動作品のつもりで買ったら実は故障品だったなんて場合もありますので...(PCパーツはヤフオクでは補償対象外になります)。
グラフィックカードの品薄・価格高騰は、グラフィックデザイナーや映像編集者にとっては辛いので早々に解消してほしいのですがメーカーや販売者にとっては稼ぎ時なのでしばらく続くのでしょうね...。